税理士試験が主婦にこそ向いている3つの理由

資格

こんにちは、こはる(@2y9m1)です。

これから税理士を目指したいけど、主婦でもできるかな?

とお悩みでしょうか?

✔この記事を読んで得られる情報
・税理士試験が主婦にこそ向いている3つの理由
・主婦が税理士を目指すことは無理なことではない

私は、税理士試験に挑戦し始めて6年目、4科目(簿記論・財務諸表論・消費税法・相続税法)合格し、残る1科目(法人税)の勉強中です。4歳児の男の子を育てながら、税理士法人でパートとして働いています。

子育て、仕事、勉強に日々奮闘している一般的な主婦である私が
税理士試験に主婦が挑戦することについて解説していきたいと思います。

税理士試験は主婦にこそ向いている3つの理由

なぜ税理士試験は主婦にこそ向いていると言えるのか、理由はおもに3つあります。

・生活の変化に合わせてマイペースに受験できる

・資格勉強はいい気分転換になる

・お金にまつわる勉強なので、興味を持ちやすい

では、もう少し詳しく説明していきます。

生活の変化に合わせてマイペースに受験できる

税理士試験は科目合格制というシステムのため、色々な生活の変化に合わせてマイペースに受験できます。
まず、科目合格制について知らない人がいるかと思いますので、少し説明です。

科目合格制とは
税理士試験は年1回の試験ですが、会計2科目、税法3科目の計5科目合格しなければなりません。ただ、1年で5科目すべて合格する必要はなく、合格した科目については死ぬまで有効なので、何年かかっても1科目ずつ合格していけばよいのです。たまに税理士試験は、ドラ〇ンボールにたとえられます。ドラゴン〇ールは7つの球をすべて集めると、どんな願いもかなえてもらえますが、税理士試験は、5科目合格をあつめると税理士になる資格を得ることができるのです

「妊娠を機に仕事を辞めて、しばらく子育てに専念したいな」

「子供が中学校受験のため今年はとても忙しくなるわ」

など、女性はライフステージによって自分の生活スタイルを変えなくてはいけないことがあります。まだまだ日本は、女性が家族の事情に合わせて臨機応変に対応しなくてはいけない場面が多いですよね。(それはそれで腹立たしい問題なのですが、そこはいったん置いておきます)

 

税理士試験は、その時の状況にあわせて、「勉強時間が確保できそうな年は2科目を勉強する」とか、「忙しい年は難易度の比較的ひくい科目の勉強をする」とか、「今年の受験はちょっと厳しいから再来年の試験のために少しだけ勉強する」など、臨機応変に勉強のスタイルを変えることができます。

私は不妊治療を機に仕事を辞めましたが、仕事を辞めて5か月勉強に専念し、1科目目の簿記論に合格しています。その後、難易度の高い法人税法と財務諸表論との勉強をしていましたが、息子を妊娠したため、比較的難易度の低い財務諸表論に科目を絞って受験し、合格しています。

税理士試験は最難関の国家資格でありながら、自分のペースで臨機応変に受験スタイルを変えることができるのが、主婦のわたしでも勉強が続けられている理由です。

資格の勉強はいい気分転換になる

わたしの場合は試験勉強が、家事・育児のよい気分転換になっています。

いわばちょっとした趣味です。

育児に疲れたら、勉強に逃避して、勉強に疲れたら育児に逃避するというようなかんじです。
また、家事・育児は誰かがほめてくれるわけでもないです。(やさしい旦那さんだと違うんですかね?)
達成感が少なく、自己肯定感が下がっていきがちではないでしょうか。

日々の家事・育児で得ずらい達成感を、資格の勉強を通して得ることができます。

わたしは、不妊治療前はずっと正社員で働いていたので、不妊治療中、どんなに頑張っても妊娠できないことで自分に自信がなくなっていったので、毎日頑張って勉強し成果がでる資格の勉強は、「心の支え」でした。

出産後の育児中も、社会から取り残されてしまっているような不安を感じることもありましたが、「資格の勉強をしている」ということは、大きな自信につながりました。験勉強をしているというだけで、わたしだって前に進んでいる!と思えました。

また、かわいいわが子とはいえ、毎日24時間ずっと一緒にいて育児のことばかり考えているのは、少しつらいこともあります。子育てからいったん意識をうつし、新しいことを知ることは単純に楽しく、子育てで気が張った日々の心にゆとりが生まれます。

旦那さんの協力が得られれば、勉強時間は子供の世話などをお願いすることで一人の時間を確保することができるかもしれません。

勉強している、ということが、少し家事・育児から離れる大義名分となって、ストレスが軽減しているように思います。

お金にまつわる勉強なので、興味を持ちやすい

給料から天引きされる所得税や住民税、毎日の買い物で支払う消費税など、税理士試験の勉強の範囲はとても身近です。

また、税金に知識は、知っていると大変得することも多いです。たとえば、相続税は昔はお金持ちしか払わなくていいというようなイメージがありましたが、最近は基準が下がっているので誰でも支払う可能性があり、相続税の基礎を知っているのと知らないのとでは、将来に払う税金がおおきく変わってきます。

また、ふるさと納税や住宅ローン控除など、知っておくと家庭の節税になる知識も多く、勉強して損はないと思います。

主婦が税理士を目指すことは無理なことではない

主婦が税理士試験に挑戦することは、けっして無理なことではありません。税理士試験を受験している主婦の人はたくさんいます。

私が税理士の勉強を始めるときに、最難関の国家資格である税理士試験に主婦が合格できるのか不安に思いました。ネットで色々検索したときに、某質問箱に同じような質問を見つけ、「税理士試験は主婦には絶対にむり」と書いてあったことに絶望したりしました。

「主婦でもがんばれば税理士試験に合格することはできる」と今は自信をもって言えます。なぜなら、かなりマイペースに勉強してきた私でも、残り1科目というところまで達成することができたからです。

1年や2年で受かることはできなくても、あきらめなければいつかは合格することができる試験だと思います。

まとめ

いまは70歳まで働かなくてはいけないといわれていますし、生涯ずっと専業主婦でいることは経済的に難しい時代になってきています。

税理士は平均年齢60歳以上といわれ、90歳まで現役で働いている方もいます。主婦が手に職をつけようと思ったときに、税理士試験に挑戦することは、とても意味のあることだと思います。

主婦でこれから税理士を目指そうと思っている方、今現在税理士試験の勉強中の方の参考になれば幸いです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

コメント

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